七五三のお祝い、一生の思い出に残る着物選びを!失敗しないためのポイントと準備
購入?それともレンタル?どう準備したらいいの?
本日は、七五三という大切な行事の着物をどのように準備したらいいの?という質問にお答えします!
そもそも七五三とは、古来に行われていた3歳「髪置きの儀」、5歳「袴着の儀」、7歳「帯解の儀」に由来するもので、現在も3歳、5歳、7歳にお祝いをし、子供の成長や長寿、幸福を祈願します。無事に成長したことを感謝し、これからの健康と長寿を願う行事として広まりました。
目次
- 1.七五三 着物 購入 vs レンタル:メリットとデメリット徹底比較
- 2.七五三着物を購入する場合の相場はどのくらい?
- 3.七五三着物を購入できるところはどこ?
- 4.後悔しないための七五三着物サイズ選びと試着のポイント
- 5.年齢別で見る着物の種類・必要な着付け小物とは?
- 6.七五三着物 購入後のアフターケア
- 7.まとめ
1. 七五三 着物 購入 vs レンタル:メリットとデメリット徹底比較
七五三のお着物選びは、お子様にとって一生の思い出になる大切なもの。後悔しないためにも、購入とレンタルのメリットとデメリットをしっかり比較して、ご家族に合った方法を選びましょう。
1.1 購入・レンタルの比較
項目 | 購入 | レンタル |
---|---|---|
費用 | 高額(10万円~30万円) | 安価(3万円~10万円) |
クリーニング・保管 | 手間がかかる | 不要 |
デザイン | 好みのデザインや柄を選べる | 豊富な種類から選べる |
その他 | 準備に時間がかかる、収納場所が必要 | 準備が簡単、手間がかからない、収納場所を取らない |
1.2 購入・レンタルのメリット
購入は、お子様にぴったり合った着物を選びたい方や、思い出の品として残しておきたい方におすすめです。レンタルは、費用を抑えたい方や、手間をかけずに準備したい方におすすめです。
項目 | 購入 | レンタル |
---|---|---|
費用 | 複数回着用する予定がない場合はお得 | デザイン | オリジナルのコーディネートが可能 | 最新のデザインや流行りの柄 |
その他 | 思い出の品として残せる |
2. 七五三着物を購入する場合の相場はどのくらい?
七五三着物の購入費用は、素材、ブランドなどによって大きく異なります。下記価格はあくまでも参考程度にお考え下さい。
2.1 3歳女の子
被布:3万円~20万円
着物:3万円~15万円
小物一式:1万円~5万円
2.2 5歳男の子
袴:3万円~10万円
着物:3万円~10万円
羽織:3万円~10万円
小物一式:1万円~5万円
2.3 7歳女の子
着物:10万円~30万円
帯:5万円~20万円
小物一式:1万円~5万円
3. 七五三着物を購入できるところはどこ?
購入前に複数の店舗を比較検討すると安心です。予算や、アフターケアの充実度などを参考にお選びください。
3.1 呉服店で購入する
知識豊富なスタッフが相談に乗ってくれるので、初めて七五三着物を購入する方におすすめです。
呉服店は伝統的なデザインの着物が多いですが、近年は現代的なデザインの着物も増えています。セミオーダーやオーダーメイドも可能なので、自分の希望に合った着物を作ることができます。
価格帯は高めですが、品質の高い着物を選ぶことができます。
3.2 百貨店で購入する
呉服店よりも気軽に訪問できる点がメリットです。
ポイントが貯まるので、お得に購入することができます。呉服店よりも種類は少ないですが、定番の着物や現代的なデザインの着物を選ぶことができます。
価格帯は呉服店より安価なものが多いですが、品質は呉服店ほどではない場合があります。
3.3 インターネット上のサイトから購入する
豊富な品揃えから、自分の希望に合った着物を見つけることができます。
価格比較がしやすいので、お得に購入することができます。実物を確認できない点がデメリットです。返品・交換が難しい場合があるので、購入前に確認をしておくと安心です。
4. 後悔しないための七五三着物サイズ選びと試着のポイント
七五三のお着物選びは、お子様にとって一生の思い出になる大切なもの。せっかく素敵な着物を選んでも、サイズが合わないと着心地が悪く、せっかくのお祝いが台無しになってしまいます。そこで、後悔しないためのサイズ選びと試着のポイントをまとめました。
試着に行く前に、お子様の身長・足のサイズを測っておきましょう。事前に身長・足のサイズを把握しておくことで、注文や試着時にスムーズに選ぶことができます。また、ふくよかな体系のお子様は、胴囲を測っておくと安心です。 試着ができる場合着てみると雰囲気が分かります。 大きすぎると、引きずってしまい格好悪くなってしまうので、なるべくお子様の身長に合う着物を選んであげてくださいね!
5. 年齢別で見る着物の種類・必要な着付け小物とは?
七五三着物は各年齢により着物の種類や着付けに必要な小物など様々です。年齢別に確認していきましょう!
5.1 3歳女の子の着物と着付けに必要な小物
3歳女の子は被布という着物とはちょっと違ったタイプの着物を着用します。
- 絶対必要なもの:着物・被布・長襦袢・腰ひも・足袋・草履
- 巾着:写真撮影の時にあるとかわいいです!
- 肌着:いつもお使いのものをご着用いただくことが多いですのであえて用意していただかなくても問題ありません
- 髪飾り:顔が華やかになるので、小さめの髪飾りがあるといいとされています。
被布
長襦袢
腰ひも
足袋
草履
巾着
5.2 5歳男の子の着物と着付けに必要な小物
5歳男の子は、大人とほぼ同じつくりの袴を身に着けます。
- 絶対必要なもの:着物・羽織(羽織紐付き)・袴・角帯・長襦袢・懐剣・扇子・雪駄・腰紐・足袋・サスペンダー
- 肌着:いつもお使いのものをご着用いただくことが多いですのであえて用意していただかなくても問題ありません
- 注意した方がいいこと:男の子は想像以上に懐剣や扇子で遊びます。そんな時はお母さまが保管しておき、撮影のタイミングで戻してあげるのがおすすめです!
羽織(羽織紐付き)
袴
角帯
長襦袢
懐剣
扇子
雪駄
腰紐
足袋
サスペンダー
5.3 7歳女の子の着物と着付けに必要な小物
7歳女の子は、大人とほぼ同じつくりの着物を身に着けます。帯が作り帯だったりするので、見た目は同じでも簡単に着られるようにデザインされています。
- 絶対必要なもの:着物・帯・飾り帯・長襦袢・帯〆・帯揚・しごき・ハコセコ・びらかん・扇子・バッグ・草履・腰ひも・足袋・コーリンベルト・伊達〆・マジックベルト・帯板
- 肌着:いつもお使いのものをご着用いただくことが多いですのであえて用意していただかなくても問題ありません
- 髪飾り:顔が華やかになるので、小さめの髪飾りがあるといいとされています。
帯
飾り帯
長襦袢
帯〆
帯揚
しごき
ハコセコ・びらかん
扇子
バッグ
草履
腰ひも
足袋
コーリンベルト
伊達〆
マジックベルト
帯板
6. 七五三着物 購入後のアフターケア
七五三着物を購入された場合、お子様にとって一生の思い出になる大切な七五三着物をどのようにケアし、保管したらいいか悩むものです。長く着用・保管するために、正しい購入後のアフターケアを行いましょう。
6.1 着用後のお手入れはどうしたらいい?
着物に付いた汗や汚れは、早めに拭き取り、湿気の少ない場所で陰干しします。完全に乾燥したら着物用のたとう紙に包んで保管します。
6.2 定期的なクリーニングは必要?
着用後は、年に1回程度、専門業者にクリーニングを依頼するのがおすすめです。クリーニングに出せない場合は定期的に陰干しをするといいとされています。陰干しは比較的乾燥している時期に行うのがおすすめです。
6.3 シミ抜きはどうしたらいい?
シミが付いてしまった場合は、早めに専門業者にシミ抜きを依頼しましょう。着物のシミ抜きはやり方を間違えると落ちなくなることもあるので、ご自身でシミ抜きを行うのは避けましょう。
6.4 保管方法ほどうしたらいい?
着物や帯は、湿気の少ない場所に保管し、防虫剤を使用すると安心です。長期間保管する場合は、防虫剤や除湿剤を定期的に替えましょう。桐箱のような保管に優れている入れ物を使うのもおすすめです。
きもの365でお着物をご購入された方はこちらのお手入れが可能です。
7. まとめ
七五三は毎年11月15日とされています。人気の着物はすぐに購入されますので、5月頃から準備を始めると安心です。七五三の着物は、お子様にとって一生の思い出になるものです。
七五三着物を購入する際には、予算、着物の種類、素材、購入場所などを事前に検討することが重要です。それぞれのメリットとデメリットを理解し、ご自身、お子様に合った購入場所を選びましょう。購入前に複数の店舗を比較検討し、試着を行うことも忘れずに。アフターケアの内容も確認しておくと安心です。
この情報が、七五三着物の購入を検討している方の参考になれば幸いです。