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#507

七歳の女の子が七五三で使う
着物ってどんなもの?

本日は、七五三で7歳の女の子が着物を着るために必要な小物などご紹介させていただきます!


 

七歳の女の子の着物ってどんなもの?

7歳女の子の七五三衣装は、振袖に帯を締めるのが正式とされています。
帯のまわりに帯揚げ、帯締め、しごき(志古貴)をつけ、衿元にはハコセコ(筥迫)と呼ばれる昔の化粧ポーチに当たる小さな箱を、胸元には扇子を差して飾れば完成です。

懐剣(かいけん)を袴に挿し、手には末広(扇子)を持ち、鼻緒の白い雪駄をはいて完成です。ただし、羽織は七五三では必ずしも必要ではないという説もあり、着物に袴だけを合わせたお子さまもおられます。
また、近年では黒無地ではなく、兜や鷹など熨斗目(のしめ)模様が描かれた着物または羽織を着るのが主流になっています。
袴の種類も豊富で縞模様以外に吉祥文様が描かれたり、光沢があったりとさまざまなデザインがございます。 色も多彩で着物と袴のトータルコーディネートを楽しむ傾向が強いようです。
5歳という可愛らしい雰囲気の時の袴姿は今しか見られないので、お子さまに着物を着せてあげたいですよね!
では改めて、七五三とはそもそもなぜ行われているのか紐解いていってみましょう。

 

七五三とは?

子供の成長を祝う行事として古くから執り行われている七五三ですが、七五三の意味や由来まではご存知ない方が多いようですので、少し紐解いていきます。

七五三とは平安時代から行われていた、3歳「髪置きの儀」、5歳「袴着の儀」、7歳「帯解の儀」に由来するもので、現在も3歳、5歳、7歳にお祝いをし、子供の成長や長寿、幸福を祈願してきました。昔は子どもが小さいうちに亡くなってしまう事も多かったので、儀式を大切に行ってきましたが、現代でも子どもを思う親の気持ちに変わりはなく、大切な我が子の成長を見守り、お祝いするご家庭が多いようです。
また七五三は、11月15日にお祝いすると良いとされています。理由は作物の成長と実りを感謝する神事と合わせた、鬼が出歩かない日、徳川家光が自身の子供である、後の徳川綱吉の健康のお祈りをし、その後元気に育ったことから、七五三をお祝いする日として定められたという説もあるそうです。現代は、ご家族の都合や、混雑具合など鑑みて、11月15日前に済ませる方が多いようですよ。

 

7歳で七五三を行う意味は?

先ほども少々触れましたが七五三の3歳のお祝いは「髪置きの儀」がルーツといわれています。
帯解きの儀は、それまで紐を使って着物を着ていた子供が、紐ではなく、本仕立ての着物と大人と同じ帯を付けられるようになったことを祝う儀式で、室町時代までは男女ともに九歳で行われていたそうです。
れが江戸時代末期になると、男の子は五歳、女の子は七歳で行われるようになり、この儀式を経て、子供から大人への仲間入りをすると考えられたようです。
この儀式が七五三で3歳をお祝いするようになった理由といわれ、今では女の子のお祝いとして広く行われていますが、地域によっては男女ともに三歳のお祝いを行っています。

 

七五三を行う際、7歳は「数え年」と「満年齢」のどちらがいいのでしょうか?

「数え年」=生まれた年を1とし、年があける元旦に1を足していく年齢の数え方
「満年齢」=生まれた日から1年を0とし、誕生日くるたびに1を足していく年齢の数え方
とされています。

七五三というと昔は「数え年」でお祝いしていたことから、今でも「数え年」で行うべきと思われている方も多くいらっしゃいますが、「数え年」でも「満年齢」どちらでも問題はありません。

「数え年」で行うか「満年齢」で行うかは、ご家族で話し合って決められるご家庭も多いようです。

 

七歳の女の子が七五三ではどんな着物を着るの?

赤地に桜やバラが描かれている着物、黄緑色のしごき、黄色の帯揚げ、胸元にハコセコが入っており、振袖のように華やかなデザインの7歳七五三衣裳です。

7歳の女の子に人気の着物

着物の色や柄については3歳と同様に決まりはありません。
しかし、3歳の時よりも大人っぽい着物を選ぶご家庭が多いようです。
女の子は色やデザインにこだわりが出る年頃なので、お子さまと一緒に古典柄やモダン柄、ブランド着物など、お気に入りの衣装をお選びください。
きもの365にはこのような多様なタイプがございます。

7歳 No.JA-5038

7歳 No.JE-5021

7歳 No.JE-5061

7歳 No.JE-5136

7歳 No.JE-5162

7歳 No.JE-5067

 

七歳の女の子が七五三で着る着物に必要な小物はどんなもの?

 
  • 着物

  • 飾り帯

  • 帯〆

  • 帯揚

  • しごき

  • 伊達〆

  • マジックベルト

  • コーリンベルト

  • 襦袢

  • 草履

  • バッグ

  • 髪飾り

  • ハコセコ / びらかん

  • 扇子

  • 腰紐3本

肌着や下着は普段身に付けているものをご着用ください。

着崩れが心配なとき

大人と同じ着姿になることでとてもお姉さんらしく立派に見えますが、一方で帯が苦しくないか、着崩れないかと7歳ならではの心配もありますね。
着なれていなかったり、気分が上がりやすいお子さまはどうしても着崩れしやすくなります。 着崩れを最小限に抑えるためのポイントをいくつかご紹介します。

   

①よく動く子は最初から裾を少し短めに着付ける
着付けを依頼される場合は、着付け師さんに予め依頼をしておきましょう。

②階段や立ち上がる時は裾を持ち上げて動き、踏まないように気をつける
③トイレに行く時は洗濯ばさみなどで裾を持ち上げてとめる
②③は特にご家族や大人の方がサポートをしてあげましょう。
写真撮影を最初に済ませておくと、多少の着崩れも深く気にせずに過ごせるのでおすすめです。

いざという時の持ち物について

お子様が普段気慣れていない着物を着る緊張感などにより、思いもよらぬケガやハプニングも少なくありません。
そんなケガやハプニングに備えて、いざというときに持っていると安心な物をいくつかご紹介させていただきます。

   

【履きなれた靴】
草履や下駄による靴擦れや慣れない履物で転倒してしまう恐れがあるため、普段履きなれた靴を持っていくと安心です。
マジックテープで着物を傷める恐れがあるため、マジックテープのない靴をご用意ください。
また万が一のため絆創膏も数枚もっていると、いざというときに役立ちます。

【タオル】
転んだ時や、食事の時に胸元に付ける用のタオル。2枚あるとより安心です。

【飴やラムネ、グミなどのお菓子】
ポンとひと口で食べられるお菓子も準備しておくと重宝します。
ちょっと小腹が空いた時、ご機嫌ななめになって来た時など、気を紛らわせるのに役立つアイテムのひとつです。
また、飲み物の容器は着物にこぼす心配が軽減されるストロー付のものを用意すると安心です

【洗濯ばさみやクリップ】
洗濯ばさみやクリップを用意しておくと、トイレの際に裾をたくし上げるときに重宝します。

【口紅やヘアピン、ヘアワックス】
七歳の七五三では多くのお子様がお化粧をします。そのため、メイク直し用に口紅を持っておくと安心です。
また、ついついセットした髪の毛を触ってしまったり風に吹かれて、せっかくセットした髪型が崩れてしまうこともあるので、すぐに直せるようにヘアピン、ヘアワックスをもっていくと良いでしょう。

【サブバッグ】
神社から、ご祈祷の後の授与品があったり何かと荷物がかさばることが多いため、ひとまとめにできるサブバッグもあると便利です。
使わない時は、コンパクトにたためるタイプが便利です。

 

最後に・・・

大切な我が子の成長を見守り、お祝いする七五三。
大切な行事だからこそたくさんのお悩みや迷いがあると思います。
七五三の着物選びなどで迷われたら、ぜひきもの365へご相談ください!

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