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留袖に似合うかんざしはどんなもの?
結婚式などのフォーマルなシーンで着用できる、既婚女性が着用する着物の中では、最も格式が高い第一礼装の黒留袖。
そんな黒留袖にあう、かんざしなどの髪飾りはどんなものがいいんだろう?と悩まれる方が多くいらっしゃいます。
そんなお悩みを抱えている方に、年代別、着物の雰囲気別にかんざしや髪飾りなどのヘアアクセサリーをご紹介させていただきます。
かんざしや髪飾りなどのヘアアクセサリーの種類はどんなものがあるの?
結婚式に黒留袖をご着用される場合、多くの方がバチ型のかんざしを付けられているようです。
黒留袖を着用するときには髪飾りを付けなければならないという決まりはないものの、かんざしを身につけると上品に品格よく見えるので、多くの方が身に付けられています。
べっ甲調タイプのかんざし
かんざしというとべっ甲タイプの髪飾りをイメージされる方が多いのではないでしょうか。
本物のべっ甲を使用したものはとても高価なものが多く、最近はプラスチック製がほとんど。
ただ、見た目の格調の高さや上品さは損なわれておりませんので、ご安心ください
黒色タイプのかんざし
地が黒色なので、デザインされている模様がよく映えるタイプのかんざしです。
螺鈿を施したり、パールをあしらったりとタイプも様々。ブラックやダークブラウンなどの髪型によく合います。
パール付きタイプのかんざし
パールだけでデザインされているタイプと、べっ甲調や黒色タイプのかんざしの上部にパールがあしらわれているものとタイプが分かれます。パールだけのものは洋風な会場や洋風なデザインの黒留袖とよく合いますし、
べっ甲調や黒色タイプのかんざしはオールマイティーに使用できるので、1本持っていれば安心のかんざしです。
髪飾りはどうやって選べばいいの?
多くのお客様が悩まれている、黒留袖とかんざしや髪飾りなどのヘアアクセサリーのコーディネートですが、 実はコーディネートしやすい方法がいくつかありますので、そちらを今回はご紹介させていただきます!
その1 留袖のデザインとかんざしの雰囲気をあわせる
何といっても、黒留袖のデザインとかんざしの雰囲気をあわせることで、統一感が生まれてきます。古典系の黒留袖であればべっ甲調や黒色タイプのかんざしを選ぶ。モダン系の黒留袖であれば、パール付きタイプのかんざしをあわせるといったように、着物と髪飾りのデザインをあわせると統一感のあるコーディネートになることが多いです。
ご着用される黒留袖が古典系なのかモダン系なのかよくわからないといった方は、黒留袖をご購入された店舗、レンタルされた店舗やサイトに問い合わせてみるといいかもしれません。
その2 かんざしの色を決める
黒留袖は他の着物と異なり、地色は黒一色。なので、裾に描かれている模様や柄が近しいものから選ぶといいとされています。桜や菊は式を問わずに身に付けれられるデザインとされていますので、おすすめですよ!
~年代別~おすすめのかんざしや髪飾りなどのヘアアクセサリーの紹介
黒留袖に人気の高いかんざしや髪飾りなどのヘアアクセサリーを年代別でご紹介させていただきます。
40代
着物も華やか目の物をご着用されることが多い40代。かんざしも華やかなタイプのものを選ぶと◎
華やかなパールが特徴的で、結婚式や七五三などの行事にも使えそうなデザインです。
落ち着いたべっ甲調のかんざしですが、桜柄で年中使えることや、年配になっても使えるので、初めて手にするにはもってこいのかんざしです。
50代・60代
落ち着きもありつつ、上品な雰囲気を引き出してくれるかんざしが人気。
シンプルなパールタイプのかんざしは遠くから見ても上品に見えます。 パールのみのデザインですが、シンプルな分だけかんざしが引き立ち、上品な仕上がりになります。
黒色のかんざしにパールがあしらわれているタイプは、和洋どちらの式場でも合いますし、おしゃれで、上品な雰囲気を感じます。
~着物の雰囲気別~おすすめのかんざしや髪飾りなどのヘアアクセサリーの紹介
古典系、モダン系に分けておすすめのかんざしをご紹介させていただきます。
古典的な留袖に合わせたかんざしや髪飾りの例
モダン的な留袖に合わせたかんざしや髪飾りの例
このようなモダン系の黒留袖と合わせるときは、パール付きの華やかなタイプがおすすめです。
このような古典系の黒留袖と合わせるとき、王道は黒色やべっ甲調のかんざしを合わせます。
このように、着物の種類と式場の雰囲気でかんざしなどの髪飾りを選んでもおもしろいですね!
ぜひ楽しみながら、髪飾りをお探しください!
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