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#505

3歳の七五三で使う
被布(ひふ)って何?

本日は、七五三3歳の着物で必要な「被布」や被布を着るために必要な小物についてご紹介させていただきます!


 

被布(ひふ)って何?

着物の上に着用している、ベストのようなものを被布と呼びます。
着物を着る際は帯を付けますが、帯をつけていないのも3歳七五三の特長です。
なぜ帯を付けていないかというと、重くて硬い帯は子どもの体に負担が大きい為、帯を締められないからです。
幼い子には、ゆったり着物を着せてあげたいという親心から帯をしていないのを隠すために被布を着用し始めたとされています。
3歳でしか着用することのできない被布は、ぜひお子さまに着せてあげたいですよね!
では改めて、七五三とはそもそもなぜ行われているのか紐解いてみましょう。

 

七五三とは?

子供の成長を祝う行事として古くから執り行われている七五三ですが、七五三の意味や由来まではご存知ない方が多いようです。
少し紐解いてみましょう。

七五三とは平安時代から行われていた、3歳「髪置きの儀」、5歳「袴着の儀」、7歳「帯解の儀」に由来するもので、現在も3歳、5歳、7歳にお祝いをし、子供の成長や長寿、幸福を祈願してきました。昔は子どもが小さいうちに亡くなってしまう事も多かったので、儀式を大切に行ってきましたが、現代でも子どもを思う親の気持ちに変わりはなく、大切な我が子の成長を見守り、お祝いするご家庭が多いようです。
また七五三は、11月15日にお祝いすると良いとされています。理由は作物の成長と実りを感謝する神事と合わせた、鬼が出歩かない日、徳川家光が自身の子供である、後の徳川綱吉の健康のお祈りをし、その後元気に育ったことから、七五三をお祝いする日として定められたという説もあるそうです。現代は、ご家族の都合や、混雑具合など鑑みて、11月15日前に済ませる方が多いようですよ。

 

3歳で七五三を行う意味は?

先ほども少々触れましたが七五三の3歳のお祝いは「髪置きの儀」がルーツといわれています。
男女ともに生後7日目に髪を剃り丸坊主にして育てることで、頭を清潔に保つことができるため病気の予防になり、同時に健康な髪が生えてくるようになると信じられてきました。
そして3歳の春を迎える頃に「髪置きの儀」を行い、ここまでの成長を祝い髪の毛を伸ばし始めるのだそうです。
この儀式が七五三で3歳をお祝いするようになった理由といわれ、今では女の子のお祝いとして広く行われていますが、地域によっては男女ともに三歳のお祝いを行っています。

七五三のご祈祷は年中可能なの?

七五三の参拝は年中可能な神社が多いようですが、ご祈祷や記念品の授与は10月から11月の七五三期間限定で実施する神社が多いそうです。
初穂料やお布施、ご祈祷の申し込み方法なども神社・お寺によって異なるため、七五三用の記念品の有無についても併せて予め確認しておくとよいでしょう。

   

七五三を行う際、3歳は「数え年」と「満年齢」のどちらがいいのでしょうか?

「数え年」=生まれた年を1とし、年があける元旦に1を足していく年齢の数え方
「満年齢」=生まれた日から1年を0とし、誕生日くるたびに1を足していく年齢の数え方
とされています。

七五三というと昔は「数え年」でお祝いしていたことから、今でも「数え年」で行うべきと思われている方も多くいらっしゃいますが、「数え年」でも「満年齢」どちらでも問題はありません。

3歳といえばお子さまによっても成長の度合いやイヤイヤ期などの状態や早生まれかどうかによっても大きく異なるため、「数え年」で行うか「満年齢」で行うかは、お子さまの状態を見たうえで無理のないほうを選ぶことをおすすめしております。

 

七五三3歳で着る被布(ひふ)はどんな着物?

着物の上に着用している、ベストのようなものと言われてもなかなか想像しづらいものです。

被布とは、このような袖がない着物の上に着るものを指します。
では、女の子・男の子別にどんな3歳向けの被布(被布と着物のセット)があるのか見ていきましょう!

女の子の被布について

古典的なデザインやモダンなデザインなど様々なデザインの中からお選びいただけますので、見ているだけでもワクワクしてきますよ!

3歳女の子 No.JA-0023

3歳女の子 No.JE-0172

3歳女の子 No.JE-0162

男の子の被布について

男の子は帯を締めるわけではないので、被布タイプと袴タイプの2パターンの中からお選びいただく事が可能です。

3歳男の子 No.KE-0028

3歳男の子 No.KE-0007

3歳男の子 No.KE-0023

 

七五三3歳で着る被布(ひふ)に必要な小物はどんなもの?

 
  • 着物

  • 被布

  • 草履

  • 巾着

  • 髪飾り

  • 腰紐3本

  • 七五三3歳襦袢

肌着や下着は普段身に付けているものをご着用ください。

いざという時の持ち物について

お子様が普段気慣れていない着物を着る緊張感などにより、思いもよらぬケガやハプニングも少なくありません。
そんなケガやハプニングに備えて、いざというときに持っていると安心な物をいくつかご紹介させていただきます。

   

【履きなれた靴】
草履や下駄による靴擦れや慣れない履物で転倒してしまう恐れがあるため、普段履きなれた靴を持っていくと安心です。
マジックテープで着物を傷める恐れがあるため、マジックテープのない靴をご用意ください。
また万が一のため絆創膏も数枚もっていると、いざというときに役立ちます。

【タオル】
転んだ時や、食事の時に胸元に付ける用のタオル。2枚あるとより安心です。

【飴やラムネ、グミなどのお菓子】
ポンとひと口で食べられるお菓子も準備しておくと重宝します。
ちょっと小腹が空いた時、ご機嫌ななめになって来た時など、気を紛らわせるのに役立つアイテムのひとつです。
また、飲み物の容器は着物にこぼす心配が軽減されるストロー付のものを用意すると安心です

【洗濯ばさみやクリップ】
洗濯ばさみやクリップを用意しておくと、トイレの際に裾をたくし上げるときに重宝します。

【サブバッグ】
神社から、ご祈祷の後の授与品があったり何かと荷物がかさばることが多いため、ひとまとめにできるサブバッグもあると便利です。
使わない時は、コンパクトにたためるタイプが便利です。

 

最後に・・・

大切な我が子の成長を見守り、お祝いする七五三。
大切な行事だからこそたくさんのお悩みや迷いがあると思います。
七五三の着物選びなどで迷われたら、ぜひきもの365へご相談ください!

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